アルシャード不定期キャンペーン

今回予告

20XX年、ブルースフィアはまた滅亡の危機に陥っていた。
古代遺跡から七人の奈落姫が発見されたのだ。
彼女らが真に奈落として覚醒したときブルースフィアは滅亡するという。
食い止める方法はただ一つ。
まだ白にも黒にも染まりきってない彼女らの心をただしき方向に導くのみ。
だが破滅を望む者たちもいる。
彼らは秘密結社アポカリプス。
大首領ダイアーク率いる彼らはあの手この手で姫達を奈落に堕とそうと画策してくるはずだ。
ゆけクエスターよ!世界を救う唯一の鍵、それは「育児」だ!

アルシャードセイヴァーキャンペーン
『七人の奈落姫-原罪のプリンセス-』

蒼き星にまた一つ、奇跡が生まれる。

PC紹介

PC1

【PC】夜護=阿月(ヨマモリ=アツキ)【PL】ヨモギヌス
【クラス】アタッカー/ソードマスター/リターナー
【年齢・性別】25/♂
【設定】
ときおり未来を垣間見る事がある体質の、くしゃっとしたクセ毛に黒目の男性。
その体質ゆえにここ一番の試験の問題を予知する事などで人生を乗り切ってきた。
そのため、努力をしないという訳ではないが、「ま、なんとかなるさ」と物事を楽観視しがち。あと、たまに毒舌。
しかし、それゆえ付き合っていた八橋=由香里からの予期しない破局宣言に凄まじい精神的ダメージを受ける事となった。
なお使用している高性能な武具や回復アイテムは彼女の発明であり現在も使っているので、これにも複雑な気持ちを抱いている。
また夜護家には「良き奈落を助ける良きクエスターたれ」という謎の家訓が存在するのだが、阿月は
「良き奈落って日本語としておかしいんじゃないか?」と考えている為、
「訳ありで奈落に染まってしまった存在を正しく討伐し、供養してあげるクエスターになれ」程度の意味に捉えている。
面倒くさがりだが面倒見はよく、与えられた仕事は何だかんだで熟すので部隊長としての資質はそれなり。

PC2

【PC】蘇芳 満(すおう みつる)【PL】battyan
【クラスレベル】アタッカー1、アサシン10
【年齢・性別】17・男
【設定】

...

ルーゼの「弱肉強食」という言葉にたいして少し言葉が詰まるものの「窮鼠猫を噛む」という語で返した。が、実際に命の掛かった場面で自身が
<弱者><何の力もない者>        
であることを自覚させられる。ルーゼと契約し力を得、ルーゼの力を使い敵を打ち倒し自身が
<強者><日常を守る力を持った者>    
となったことと感じた。しかし病室で賢治の死体を発見すると改めて
<弱者><力を得たところで何も出来ない者>
であることを再認識する。
友人の意思を引き継ぐと自身の行動を正当化し、賢治の輝きを失ったシャードを飲み自身が
<弱者><友人すら守れないもの>
から
<強者><存在するだけで全てを守れる恐者>
へとなるべくさらなる力を欲っす。

装備している武器は奈落装備と化したアーケンライフル。賢治の形見たぶん。
短い間に自身の危険や友人の死と合ったおかげで輸送機でのルーゼ「弱肉強食」弱者と強者という言葉が重くのしかかってるイメージです。

...

    • 第3のクラスホムンクルスについて
焼きころされ奇跡的に生還を果たした。が
実際には、奈落姫の指輪を通して暴食の力で得たエネルギーをルーゼと満の間で循環させ生きている状態。
なので共生体にしました。見れば見るほど弱いなぁと思いつつ……。シナリオ展開によっては、可能なら切り替えたいところではある
    • アーケンライフルからバイオミサイルに
共生体になった結果、循環しているエネルギーの一部をアーケンライフルに溜め放つ演出。
同じラウンドに2回攻撃することがあればチェンジウエポンでアーケンライフルに戻します。
    • 装備したいけど制限レベルや性能、常備化点の都合装備できないヒートハンドについて
炎によってやられたので、それを暴食の力で克服した演出として装備したいが。。。

なんか設定がリボーンに引っ張られつつあって、それをなんとかしようとしてロールが安定しないかとは思いますが、よろしくお願いします。

PC3

【PC】御巫 枢(ミカナギ クルル)【PL】サイギ
【クラスレベル】キャスター 1/ダークワン 5/ミスティック 1
【年齢・性別】25歳・女
【設定】
長い黒髪を持つ常に車椅子に乗っている女性で、アイギス所属のクエスター。
昼寝が好きで、日の当たるところでじっとしているとあっという間に眠ってしまう。
稀に過去のトラウマを夢に見てうなされていることがある。
占星術が得意で、データを保存しておくためのタブレットを持ち歩いている。
学生の頃は小さな村に住んでいて、巫女の仕事もしていた。
巫女と言っても仕事は境内の掃除程度の雑務で、選ばれた理由も「占い(占星術)ができるから」だった。
だからと言って面倒くさがらず真面目に仕事をしていた。その甲斐もあって微弱ながらクエスターとして覚醒できた。
しかし、正体不明の組織によって村は壊滅。生き残りも自分しかいなくなった。
村を滅ぼした組織は政府と繋がっているという情報を得た枢は、復讐のためにアポカリプスに入隊。そこで奈落化改造を受ける。
この時、改造の影響で下半身不随になっている。
奈落としてアイギスのクエスター達と戦っているうちに正義の心を取り戻し、アポカリプスを抜ける。
もう一度クエスターとしてやり直すことを決意したのだ。
が、強引な改造のせいで自身の体はあまり長く持たなくなっていた…

PC4

【PC】氷帝 白雪【PL】川村
【クラス】エンチャンター/ソーサラー/メイジ
【年齢・性別】17/女
【設定】
 長く白い髪を後ろで束ねた少女。
今となっては形見となったロケットペンダントを首から下げている。
出世欲に取り憑かれている。

幼少時にクエスターとしての才能がないことから分家に預けられる。
本家の血筋にコンプレックスを持つ叔母とその子供たちとの生活は幼い白雪にとっては地獄であった。
やつあたりをはらんだ厳しい教育を受ける中、時折両親の目を盗んで様子を見に来てくれる
姉との逢瀬だけが彼女にとっての救いであった。
再び大好きな姉の隣に立つため両親に自身の実力を認めてもらえるように強くなると
家を出る際母に渡されたロケットに誓うのだった。
厳しい環境を味方につけカバラ技術を自分のものとした彼女は姉の推薦によりアイギスの部隊に所属することになる。
しかし実戦にたどり着くまでの10年は彼女の性格を歪めてしまうには十分な時間だった。
部隊は家族の元に戻るための足掛かりにすぎないと頭のどこかで思ってしまう。
御巫さんを引き入れたことでさえ手柄のためでなかったとは言い切れないようになっていた。
そして親愛の情の裏で実力を持つ姉に対するコンプレックスが肥大化していくのを感じていた。
部隊に所属してから1年が経とうとしていた頃、両親の訃報を姉から知らされる。
姉から共に住むことを提案され期せずして本来の願いは叶えられる。
それでも依然彼女は手柄をあげようとすることを辞めない。
その姿をもっとも見てほしい両親はもうこの世にいないというのに。

...


PC5

【PC】高原遥【PL】ヌクイ
【クラスレベル】アルフ1/ヴァグランツ1/アルケミスト5
【年齢・性別】19/女
【設定】
9歳の頃から活動してきたクエスター
ある日1人の少年の願いを受け入れ、レリクス兵器レイジングハート(仮)を使い覚醒
その後フリーのクエスターとして多くの事件の解決に尽力してきた。
しかし幾多の事件を解決するなかで、多くの命を救いながらも救えなかった命も少なくなくそのことに胸を痛めている
2年前のタナトスとの抗争の際アイギス側で参加したが重傷を負い、その影響もあり最近まで第一線に立てずにいた。

友達になろうとした子も救おうとした子も救えず、昔からの友人とも距離を置いたため基本一人ぼっち

...

勢力別NPCリスト

奈落姫

傲慢のシファ 

大罪加護『ルシファー』:
固有能力『ドミネーション』:エキストラの心を支配する。

長女。世界一危険なロリ。
人間達を見下し、世界の支配者となることを夢見る乙女。
そのためパートナーはおらず、地下深くで軟禁中。
NGワードはチビ。
【3話】
ついにPC達と対面し、一ヶ月後をアポカリプス・デイ(黙示録の日)とすることを宣言し、宣戦布告する。

嫉妬のレヴィ

大罪加護『レヴァイアサン』:
固有能力『サイコメトリー』:物体の残留思念を読み取る。

次女。PC1が預かることになる。
姉妹の仲で一番冷静、そうに見えて一番ポンコツ。
真面目で学習意欲は高い。生まれ持った原罪のとおり、嫉妬深い性格ではあるのだが、その感情を押し殺しそんな素振りを全く見せようともしない。

暴食のルーゼ 

大罪加護『ベルゼブブ』:敵の加護を喰らい、自分の力にする。
固有能力『アブゾープション』:倒した敵のマナを吸収する。

三女。PC2が預かることになる。
姉妹の仲で一番好戦的。
アビスを喰らい、力をつけるに執着する。
凶暴そうに見えるが姉妹の仲ではツッコミ役。
ツンデレ。趣味は食べ歩き。
【1話】
輸送機内での問答をきっかけに満に興味を持つようになる。
その後成り行きとはいえ満と契約を結ぶことになったが、あくまでルーゼの選んだ結果でもある。
力を求め、強者の道を歩むことを決めた満を好ましく思いつつ、心のどこかで心配しているという複雑な心境。
奈落姫一番の問題児は相方を常に気にかける理想的なパートナーとなりました。

怠惰のベルフ

大罪加護『ベルフェゴーレ』:敵を強制的に動かす。
固有能力『サイコキネシス』:物体を宙に浮かせる。

四女。PC5が預かることになる。
姉妹の仲で一番堕落している。
甘えん坊。
「口癖はダルい」「帰りたい」。
【2話】
遥と生活を始めてからは空白の一ヶ月を埋めるかのように甘えたモード全開。
自分と遥を引き離すユーノに敵対心を燃やす。
遺跡での戦いを経て、己の業と遥の過去を知り、心境に変化が訪れる。
彼女にとって遥はただ甘えるだけの存在ではなく、何かをしてあげたい、何かをしなくてはいけない相手になった。
それが良い傾向なのかはこの時点ではわからないが…。

憤怒のアーシャ

大罪加護『サタン』:怒りの炎で敵を焼き尽くす。
固有能力『パイロキネシス』:物体を発火させる。

五女。PC3が預かることになる。
姉妹の仲で一番常識的。
面倒見のいい性格で、病弱なPC3に甲斐甲斐しく世話を焼く。
怒らせると怖い。
【4話】
枢の覚悟を知り、戦いから遠ざけるのではなく、共に戦いを乗り越えて進んで行こうと決心する。
彼女が笑顔でいるのなら、悲しい顔をするのはもうやめよう、そう決めたのだった。
アーシャは枢と出会うことで少しだけ大人になれたのかもしれない…。

色欲のスモモ

大罪加護『アスモデウス』:
固有能力『ハイパーセンシティブ』:五感を強化する。

六女。PC4が預かることになる。
姉妹の仲で一番変態。基本的に丁寧口調。
PC4を偏愛しており、アプローチには余念がない。
PC4のパンツを被っているときに一番幸せを感じる。
ぶっ飛んでいるように思わせて思慮深い一面もある。
【3話】
些細なことで白雪とすれ違いをするも、それをきっかけに互いの気持ちを確認する。
そして自分が白雪に思われていることを自覚し、より彼女への思いを募らせるようになった。
白雪を取り囲む状況に対しては危機感を感じ警戒しつつ、片時も傍を離れないことを自分に言い聞かせる今日この頃。

強欲のマーモ

大罪加護『マモン』:
固有能力『エクステンション』:能力を強化する。

七女。八橋ユカリが預かることになる。
彼女の教育方針によって節制を心がける高飛車なお嬢様。
クエスターたちに情報やアイテムを寄越してくれるお使い係。

アイギス

八橋 由香里

アイギスの研究者。PC1とは恋仲だったが二年前のタナトスとの抗争をきっかけに別れることになる。
奈落姫を最初に発見した人物にして今回の件の責任者。
過去の一件で心に闇を落とすが、基本的にはお気楽極楽な楽観主義者。

レイジングハート

PC5の所有するレリクス兵器。自我を持つ。

三崎 賢治

PC2の友人2。アイギスの新米隊員。
得物はアーケインライフル。
面倒見が良い、いわゆる良い奴。
【1話】
アイギスとセラフィムの医療施設内で何者かによって殺害され死亡する。

ユーノ

アイギスの考古学者。
遥にレイジングハートを託し、クエスターとしての戦いに導く。
悲しみを背負った遥の背中を見続けてきた。

鷹野瞳

【2話】
蘇芳満のいとこで、満、賢治、光をアイギスに誘った人物でもある。
かつてレメゲドン部隊に所属していたが、二年前の抗争をきっかけに力を失い脱退。
現在はアイギス内で起きたイレギュラーを対処する仕事を任せられている。
二年前のタナトスの抗争と三崎賢治の死が何か関連するものがあると推測するが…。

セラフィム

〝神の如き者〟ミカ

神罰加護『????』:
固有能力????:

【3話】
セラフィム真の総帥。
表向きは江西の付き人。

〝神の癒し〟ランファ

神罰加護『????』:
固有能力『????』:

執事服の少女。
夏紀の専属秘書であり、氷帝家の使用人。
【3話】
使用人はあくまで表の姿。
セラフィム最高幹部の一人。
その役割は表の支配者である氷帝家の監視。
奈落姫と同じように力を授ける能力を持っている。
彼女が授ける能力は神の癒し。

〝神の炎〟ウリア

神罰加護『ウリエル』:町一つを一瞬にして焼き尽くすほどの炎。
固有能力『インフェルノ』:戦闘地帯一面を煉獄と化し、脆弱な命をいたぶる。

【3話】
セラフィム最高幹部の一人。
過去に枢の村を焼き払う。
【4話】
極めて攻撃的な性格をしており、弱者を虐げることに愉悦を感じる幼女。
能力も主に殲滅型。
姉妹の中では精神が一番不安定で、御影真によるコントロール必須という扱いにくい存在。
ミカはできる限り掃討作戦以外は任せないようにしている。
故に他の姉妹のように表舞台にはあまり出ない。
アイギスを襲撃し、箱舟市を炎上させるも、枢とアーシャの大罪加護に思わぬ痛手を受けて逆上する。

八橋 江西

セラフィムの幹部。八橋由香里の兄。
元々はアイギスのクエスター部隊の隊長だったが、二年前のタナトスとの抗争で部隊が壊滅し、責任を取る形で辞職。
その後にセラフィムに所属することになる。

氷帝 夏妃

セラフィムの幹部。PC4の姉。
美人で優しいお姉さん。
氷帝家は代々セラフィムの重役を務める決まりとなっているおり、家長である夏妃はセラフィムの総帥となることが約束されている。

風帝 カゼヤ

【3話】
風帝家当主。
野心家。
白雪と幼馴染だった。
アスモデウスを手に入れるために画策するが、すべてランファと夏妃の手の平の上だった。
氷帝夫妻殺しの犯人に仕立て上げられ、激昂し夏妃に襲い掛かるも、返り討ちに。
あくまで正当防衛として殺害される。

アポカリプス

首領ダイアーク

漆黒のローブを纏い不気味な仮面を付けているアポカリプスのボス。
部下の失敗には寛大な器の広い奈落。
部下に持たせた液晶タブレット越しにクエスター達を煽るのが主な仕事。
【2話】
大堂悪太郎という本名が発覚。

御影 真

PC3をアポカリプスに勧誘し、アビスシードを渡した人物。
温厚な性格で、物腰柔らかな口調。
【4話】
実はセラフィムのエージェントであり、アポカリプスを影から監視&コントロールしていた。
ウリアに枢の町を燃やさせたのも、アイギスや箱舟市を襲撃させたのもこいつの仕業。
枢にアビスシードを渡したのもセラフィムの筋書きではあったが、本人が何を思っていたのかは不明。

大堂光

【2話】
三崎賢治の死とガーベラからの誘いをきっかけにアイギスを脱退。
父であるダイアークの元、アポカリプスの戦士として大罪部隊の前に立ちふさがる。
ガーベラの力でクエスター(?)として覚醒。
自らの精神をオラクルと呼ばれる存在と直結し、超高速演算能力を得る。

〝神の神託〟ガーベラ

神罰加護『????』:
固有能力:????(ハッキング能力?)

【2話】
自称天才ハッカー。
男装の麗人。
やたらと仰々しい喋り方をする。
アイギスとタナトスに繋がりがあると光に伝えるが…。
奈落姫と同じように力を授ける能力を持っている。
彼女が授ける能力は神の信託と呼ばれる擬似加護、CODE:『オラクル』。

用語集

奈落姫

その体の内に強大な奈落の力を秘めているとされている七人の少女達。
知性や身体能力は普通の人間よりは上だが、戦闘能力自体は皆無。
覚醒すれば世界を滅ぼすほどの強大な奈落になるとされているが…。
奈落姫全員が記憶を失っており自分たちが何者かもわかっていない。
全員が姉妹のような関係にあるが、あくまでこの世界で生きていくために結んだ擬似的な繋がりにすぎない。
【2話】
神々の時代、何者かによって人類に『混沌』と『革新』をもたらすために作られた存在であるということが発覚。
ブルースフィアに送り込まれてからは力を失い、眠りについていたが、その間、思念波で無意識のうちに信仰のような形で眷属を増やしていたらしい。(眷属は全滅した可能性が高い?)
奈落姫と騎士の契約をするためには眷属の血筋かそれに縁のあるものではないといけないらしい。
【3話】
シファからの情報

①指輪を通しての精神干渉。相互に影響しあうものらしい。極端な例でいうと、奈落姫が騎士を操ったり、騎士が奈落姫を押さえつけたりできる。
②騎士は奈落姫が完全覚醒するため門であり、餌。一話でのシファの覚醒は不完全なもので島ひとつ吹き飛ばすだけで終わっている。
③完全覚醒した奈落姫は力を授けるだけでなく、知恵も授けるらしい。それらは世界規模の大戦を誘発させるぐらいには危険なものだとか。
 闘争により力と知識とを身に付け人類は来るべき破滅を乗り越えることができるとかできないとか。
禁じられた知識の一覧

...

????

【2話】
奈落姫と敵対する存在。
人類に『秩序』と『永遠』をもたらすことが目的らしい。

アイギス

オリタ財団によって設立されたクエスター組織。
主な任務は奈落の討伐の他に、古代種族アルフが残した遺産、レリクスの回収・封印。
二年前のタナトスとの抗争で主力部隊が壊滅。
それをきっかけにセラフィムと提携を結ぶことになる。
最近、アルフの遺跡から奈落姫という7人の少女を発見する。

セラフィム

その起源は紀元前にも遡るとされる医療団体。
発祥の地は東アジア。
表向きは製薬会社だが裏向きでは特定のクエスター組織をバックアップする存在。
現在はアイギスと協力関係にあり、PC達の部隊のスポンサーでもある。

アポカリプス

終末による『悪』の時代の終焉を望む奈落組織。
彼らの言う『悪』とは要するに現代の各国の政治・経済・軍事を支配しているタナトスやナインライブス等の世界規模な組織である。
そしてそれを討伐することなく、力の矛先を奈落にしか向けないクエスター組織に対しても憤りを感じている。
レリクスの力は世界を変革するアポカリプスにこそふさわしいと考え、アイギスとはライバル関係にある。

タナトス

あらゆる軍事産業や犯罪組織の連合。
世界に戦争の種を撒き、戦争市場で利益を得ることを目的としている。
二年前の抗争でアイギスの部隊を壊滅させる。

レメゲドン部隊

二年前に壊滅したアイギスのクエスター部隊。
隊長は八橋江西。
部隊員に氷帝夏妃、夜護阿月、八橋由香里が在籍していた。
他のメンバーは抗争時に全員死亡した。
また協力者に高原遥もいた。

大罪部隊/エクエス

一年前に発足した新しい部隊。
隊長は夜護阿月。
部隊員に高原遥、氷帝雪が在籍。
発足から半年後、アポカリプスの御巫枢が改心して入隊。
また新人隊員として三崎賢治、大堂光、PC2が入隊予定。
【2話】
奈落姫を預かることになり、そのついでにようやく部隊名が決定された。
正式名称は大罪部隊だが、誤解を受けそうな名前なので表向きにはエクエス(騎士の意)としている。(どうしてそんな部隊名にした…)

各話あらすじと感想

1話 衝撃の奈落姫

...

2話 ベルフェゴーレ危機一髪

...

3話 白雪とスモモのお見合いパニック

...

4話 紅蓮の空

【概要】
着々と他の姉妹が契約を果たす中、アーシャは枢との契約について苦心していた。
枢の身体は大罪加護の使用に耐えることができないだろう。
だか、彼女は力を求めるかもしれない。
ならばその時、自分はどうすれば良いのか。
彼女を愛しているから拒絶するのか、愛しているから受けるのか。

PC達がセラフィムに出張で不在の中、突如襲撃を受けるアイギス日本支部。
矢沖医師が解き放った炎のアバターは奈落姫を傷つけていく。
急ぎ帰還したPC達が見たのは自らのパートナーが負傷し、病床に着く姿だった。
…意図的に負傷を負わされなかったアーシャを除いて。

契約済みの奈落姫が全員負傷し、大罪加護が使えないエクエス。
矢沖医師を追い病院に行くも、ウリアと名乗る少女がエクエスに立ち塞がる。
矢沖医師に命令しアイギスを襲撃させ奈落姫を傷つけさせたのは彼女だというのだ。
そして自らを御巫枢の村を壊滅させた張本人であることも明かす。
損なわされた故郷と傷つけられた姉妹。
憤怒こそが枢とアーシャを繋ぐ絆であり、彼女達の契約こそが狙いだと宣言。

因縁の相手と対峙する枢は死を覚悟してアーシャとの契約を望む。
だがアーシャはそれを拒絶する。
彼女はパートナーを失うかもしれない可能性を受け入れることができなかった。
ウリアの強力な炎に撤退をよぎなくされるエクエス。
神罰の加護を持つというウリアに大罪加護なしでは勝算は乏しかった。
だが逃走するエクエスの背に痛烈な宣告がなされる。
「契約して戦う気がないならその気にさせてやる」
「この町をお前の故郷と同じく、焼き尽くしてやる」

アイギスで態勢を立て直そうとするエクエス。
そんな中、、アーシャは一つの決断をする。
枢を死なせたくないし、この町も失いたくない。
アーシャが出した結論は自ら覚醒を受け入れ、憤怒のサタンとしてウリアを倒すことだった。
枢と決別し、単身で死地に赴くアーシャ。

また大切な誰かを失うかもしれない。
そんな折、枢の前に降り立ったのは悪魔だった。
御影真。
枢をアポカリプスに導き、奈落の力を与えた人物。
全てを失ったあの日のように悪魔は佇む。
そしてアビスシードを差し出し枢に二つの選択を迫る。
脆弱な肉体のまま人として戦い、死を選ぶか。
強靭な肉体を得て、身も心も奈落と化すか。

枢が選んだのは後者だった。
この身が奈落に染まろうと構わない、戦うのだ。
失ってしまった誰かのため、今そこにいる誰かのため。
そして自ら明日に進むため。
覚悟は当の昔にできている。
枢はアビスシードを取り込み、真の奈落として生まれ変わる。

一方、アーシャはウリアと対峙するも覚醒にまで至ることができなかった。
枢と過ごした日々を捨て去ることはできなかったのだ。

窮地に追い込まれたアーシャを救ったのは枢だった。
その身を奈落としてまで戦う姿を見たアーシャは覚悟を決める。
明日に枢と共にいるため。
愛する人の死をただ恐れず、共に乗り越えるのだ。

明日を生きる覚悟が二人の絆を再び結び、騎士と姫の契約を果たす。
新たな大罪加護を得てリベンジするエクエス。
神罰加護『ウリエル』の炎を耐え抜き、大罪加護『サタン』の炎と枢の奈落の力がウリアを退けた。

いずれ終わりがが来ようとも、今を精一杯生きよう。
目の前の明日を向かえるために。
だからこの手は離さない。
今を生きる、希望だから。

今を精一杯生きようとするものがいる。
だが、それをせせら笑うものもいる。
彼女が真に決着を着ける相手は闇に潜む、悪魔なのだ。
彼は暗闇の中、せせら笑い続けるだろう。
憤怒の炎と悦楽の炎が対峙する、その日まで。

【感想】
やっぱり炎上する第四話でした。
敵の最高幹部と神罰加護のお披露目ということで序盤の山場を意識した回。
ヒロインが負傷したり、ヒロインに拒否られたりピンチの連続。
おまけに大罪加護も使えない。
PL的にとっては理不尽な展開が多かっただろうし、そこは申し訳なかったです。

そんな修羅場回の担当は重い過去と暗い未来を背負ったクルルさん、そして大体悲しそうな顔をしてるアーシャちゃん!
素知らぬ顔して破天荒なクルルさんと振り回されるアーシャのやり取りはGM的には中々微笑ましいです。
二人とも姉妹のように互いを大切にしているところがあるので、基本的に心温まるシーンが多い印象ですね。
ただ、それがいずれ来るかもしれない別れを暗示しているようでつらい。
柩さん本人が表向きはあっけらかんとしているのが、余計につらい。
ハッピーエンドを熱く待望せざるを得ない二人ですね…。

今回印象的だったシーンは柩さんと御影真とのやり取り。
人を守るために師からアビスシードを受け取り、人であることを捨て、全盛期の力を取り戻すという切なくて熱いシーン。
PCであるクルルさんは勿論、サブマス担当のNPCである御影真のセリフもすべてアドリブでしたが、二人とも良いロールでした。
(ただ、最後のマスターシーン込みでこのシーンを見ると意味合いも変わってくる気がします。
柩さんも何らかの思惑があると覚悟の上でしょうが、サブマスのロールもあいまってGMはゲロ吐きそうでした)

恒例の戦闘に関して。
ミドルは逃走しながら戦うっていうあまりやらないギミックにしました。
距離とか考えながら戦ってもらったので、ありがたかったです。
アツキさんが攻撃できなかったり、うっかりクルルさんが死にそうになったりしたりこちらの調整不足な感はありましたね…。
次、ボス戦について。
ウリアは弱い物イジメが大好きな子なんで、徹底的にブレイク状態の敵を潰すということがコンセプトでした。
まぁ対象二体攻撃+再起動、高火力。
場面アカラナータ(神罰加護)
シンプルに弱いわけがないっていうボスでした。
強敵だなって感じてもらえれば幸いです。

次回はアポカリプス・デイに向けてアイギス内の裏切り者をあぶりだすドキドキ魔女狩タイム!(予定)
果たして姉妹のまとめ役にしてポンコツレヴィちゃんはアツキとラブラブ契約できるのでしょうか。

  • 最終更新:2016-10-20 14:09:44

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