2017年前期ネクロニカ

トレーラー

はじめまして、ごきげんよう。
あなたはどんな過去を持ち、なぜここに集まることになったのか。
あなたはどんな現在を持ち、どういう信念を胸に抱いているのか。
私には皆目見当がつきません。
ですが、私はあなたについてこれだけは知っています。

あなたは兵器です。
敵兵からは憎まれ、民衆からは蔑まれ、味方からも恐れられる。
それでも。
焼いて潰して斃して殺して、そうしなければならない。
それがあなたの「生まれた」意味なのですから。

あなたは研究対象です。
神をも超え能う力を得るため、人は探究の限りを尽くしてきました。
それは遍く禁忌の果て、人類が得た奇跡の集大成。
嘆きと狂気が錯う地獄、この「オペラハウス 00」の被験体。
それがあなたです。

そしてあなたは―――――――

前置きが長くなりましたね。
あなたを中心に動くこれからの出来事で。
あなたの行動がこの終わりかけの世界に。
止め刺すのか。
世を救うのか。
あなたの選択で大きく左右するでしょう。
もうこの世界には一刻の猶予も残されていません。今が目覚めの時間です。
それでは、あなたに幸あらんことを。


永い後日談のネクロニカ キャンペーン 『後日談の前日譚』

二話

目覚めた子らは与えられた使命のままに襲撃者と戦い、それを退けた。
彼女達は、その魂を死んだ身体に包んだまま、泥濘と厭戦の地に向かった。
逆襲の為に。故郷だった、敵地に。
次回、永い後日談のネクロニカ 2話
「市街にて」

三話

人の為、人類の為。その為に全てをもって抗った者は悪意に屈した。
抑えられていた悪意が、進歩を望む人類の狂気が、ついに少女らに襲い掛かる。
いずれ訪れる結末の為、いずれ終わる世界の為。少女達は形を成した悪意と狂気に対峙する!
次回、永い後日談のネクロニカ 3話
「最も人類を愛した人形」

四話

あの人を止めてください。
あの人は、人を、世界を滅ぼそうと、そうしています。
でも私は、死んだあなたたちにも、まだ生きていて欲しいのです。
生きて、ここを出て、旅でもして、生きた人類ともお喋りしたりして。
もう終末の見えたこの世界でも、悪いものじゃないなと。
そう思ってほしいのです。
だからこれは私の最後のわがまま。
あの人を止めてください。

五話

世界の終末に、最後の審判に、立ち向かえ。
たとえ死んだとしても、また立ち上がって抗って見せろ。
君たちには、その権利が、そうする義務がある。

最終話「終わる世界のネクロニカ」

PC紹介

スペック計算をしました
基本パーツの判定値、狂気点リロールは無視。行動値はすべて攻撃に使うものとする。
タンクの出すダメージは考慮していない
DPT185.9

PC1

【PC】ガラテア
【PL】コウサカ
【ポジション/メインクラス/サブクラス】ソロリティ/ステーシー/ゴシック
【設定】
アホの子で元気な両目隠れ。
誰かが提案した"比較的"人道的な計画というものは、オペラハウス00の職員たちの中から無作為に選ばれた"1組"の遺伝子情報を混ぜ合わせて、ついでに胎児からの粘菌培養・適応実験も兼ねてしまえば一石二鳥、それなら実験素体として有効そうな遺伝子操作も組み込んでみよう……というものであった。
【フラスコの中の小人】は、生まれた時から息をしていなかったが、生きていた。
とある伝承には角を持つ尊い人が神と交信したとある。
また別の伝承には鱗持つ人が、とある。神は彼女に福音を齎すだろうか。
「神にでも縋りたくなるこんな世の中だ。親に愛されなくとも、神様にくらいは愛される身体に作ってあげたいじゃないか」……とは、かの"比較的"人道的な職員の弁である。
体内の粘菌量が他の姉妹と比べて多いため、すぐに損傷したパーツが定着するという特徴がある。
知ってか知らずかその体質を活かして今日も前線に立つ。

【備考】
号令、肉盾、宴、死に続け、看破、背徳、捕食者。
0-1支援妨害1、防御1爆発無効、防御1、防御2、ガントレット
DPT24(参考値)

PC2

【PC】エコー
【PL】しまもと
【ポジション/メインクラス/サブクラス】ホリック/タナトス/ロマネスク
【設定】
見た目よりも精神年齢が高い。そう、確か生前は大人と子供の境目をさまよっていた……ような気がする。
目が覚めたら望んだ状況でなかった為か気を張ってすぐ威嚇するように怒鳴ってしまう。まず否定から入る系ドール。しかし、それは彼女なりの防衛方法。現実を否定し、目をそらし、怒り立てることでなけなしの自分を保っているのだ。

生前とあるコロニーで終末なりに幸せな生活を送っていたが、ある日気味の悪い集団がやって来てあっという間に死体の山を作った。ああ!殺してやる!目の前が真っ赤に染まったのも束の間、仲間に核の冬を越えるためのシェルターに押し込まれた。叫べど暴れど扉は開くことはなく……。記憶はそこで途切れている。

ジェットノズルとホリックのスキルで自壊しながらパイルバンカーで防御不可パンチをNCにプレゼントする係です!

【備考】
白兵6判5防御無視移動1、やせぎすワイヤー
ダメージ分布
5,5,5,5,5,6,7,8,9,10
DPC 15/4
DPT 52.5+5

PC3

【PC】アリア
【PL】ツジ
【ポジション/メインクラス/サブクラス】オートマトン/レクイエム/ロマネスク
【設定】右手には【ショットガン】左手には【アンデットガン】。いつものように始めよう
    私が引き金を引けば戦場は【子守歌】を歌ったように静かになる。遠くの敵は【スコープ】越しに打てば良いし、敵が近づいてきたのならば【
    カンフー】の動きで避けつつ打てば良い。【アドレナリン】を開放すればまるで【銃神】のように敵をせん滅できる。
    【死の舞踏】を踊るように、精密機械のように打ち続けよう。
    大事なことを忘れていた。感情や情けは【氷の心】に閉じ込めておかなければ。心を壊すのは私一人で十分なのだから

    今日は驚くべきことがたくさんあった。まず私は1度死に、そのあとドールという存在になって生き返ったようだ。
    この余分な【しんぞう】はまだ私をはたらかせたいらしい。そして私含めて6人のドールで1つの隊を作ることになった。
    はじめは心配だったのだが、そのあとの怪物との交戦を経て、その心配が杞憂だったと感じた。
    私も初めはは感覚の調整に手間取ったが、徐々に感覚に慣れてきた。次の交戦では多少の【無茶】もできるだろう。
    さて、今日の日記はこんなもんで良いだろう。次に呼ばれるまで休息をとっておくとしよう。

【備考】
無茶舞踏を持っていることを考慮し、攻撃全中と相当する。
ショットガン C2 射撃2爆発判定2
ダメージ分布
0,0,0,4,4,4,4,4,6,8
DPC 23/5
DPT 59.8+4

PC4

【PC】ミズキ
【PL】ノダ
【ポジション/メインクラス/サブクラス】コート/バロック/ゴシック
【設定】
「ねえミズチ、君は其処にいるのかい?」
「そこにはいないわ、ここにいる」
「凡そ私は狂っているのだろうな。
だって君はもう居ない」
「いいえ、ミズキ。私はここにいる」
「でも此処に在るのは私1人だ」
「いいえ、独りじゃないわ2人いる」
「私は昔ほど独りぼっちじゃないんだよ」
「知ってる。私が独りで寂しいの」
「知ってる。もう独りじゃあ無いよ」

(訳:加速する狂気取りました)
典型的なにくへび行動値ガン延ばし型。
出目を下さい。

【備考】
今回は燃えよアリス拳より「理合」を差し上げます(はぁと
おおつの、けもあし、ガントレット、理合
にくへびC3 肉弾4連2 判定値3 リロール1
ダメージ分布
0,0,4,4,4,4,4,5,6,7
8割を何回も振って全部外れるわけないでしょという考えのもとリロールを攻撃全中に相当
DPC 19/5
DPT 64.6

NPC

サロメ

姉妹(仮)と同時に目覚めた同分隊員。
ツンツンツッコミいじられ名前間違えられサブリーダー的要員を果たしている。
戦闘では精一杯ジョギリを振り回し活躍しているが誰も見ていない。
ロールをしているうち当初の設定より著しくキャラ崩壊したが、プレイヤー達から見るとセッションの最初からそうだったのでそのことはバレていない。

サイ(ファイ)

姉妹(仮)と同時に目覚めた同分隊員。
ESPの素質があり、普段の会話は気恥ずかしく顔文字付きの念話を直接脳内に送りコミュニケーションをとる。(今気づいたけどひふみ先輩じゃん)
自我次元連結面積が広く、現実への物理的影響力が大きい。
NCがサロメの方ばっか構ってるのでロールの回数が少ない哀しい娘。

φはハミルトニアンの計画に最も適した被検体として連れて行かれ、世界を終わりへと導くψへと咲いた。
そのESPの適正は周りのあらゆる原子に働きかけ対消滅させながらその熱とγ線で世界を崩壊させることを可能にした。

アルファ

姉妹達の先輩アンデッド。消極的で無口。
精神に作用するESPの素質があり実験的価値があるらしい。
支援、妨害型ドール
二話にて機能を停止、汚染波を垂れ流す「ホラー」と化した。

デクワン・ジョーンズ

PC達の分隊の分隊長。階級は曹長。
志以外の兵士としての素質はあまり高くないが有能な先輩や同期はいなくなりお鉢が回ってきた。
NCの都合のいい時だけ面白黒人になって都合のいい時だけオカマになる。

ハミルトニアン

PC達のネクロマンサーを名乗る科学者。オペラハウス00のフェローで研究主任。
曰くPC達を生み出した理由は研究と軍事利用。
専門は自我次元連結的影響による電子・陽子状態変化……らしいが意味はわからない。

この世を、人を疎んでいた厭世家で、せめて美しくこの世界に幕を降ろすため一連の計画を発案した

ルドルフ・アイヒマン

友情出演
ESP分野における権威であり高齢ながらオペラハウス00では客席研究員としてシンクタンク的役割を果たす。
直近の代表的な研究は[データ削除済]
風の噂では母性溢れる女性が好みらしい。

その姿を胎児に変える協力をしてくれたハミルトニアンに感謝し、研究や拉致などを手伝った。
義理を果たした今は遠くに旅に出た。なんでも母を捜しにいくらしい。

各回まとめ

第一話

あらすじから
彼女達六人姉妹は「目覚め」るとハミルトニアンと名乗る白衣の男から自らが彼の軍事利用を目的にした研究対象であることが告げられた。
実験部隊の分隊に入れられ、姉妹同士や分隊長のデクワンとコミュニケーションを取っていたそのとき。
研究所に外部からの襲撃があり、これの対処に駆り出された。
事前情報では通常の型落ちしたゴライアス型アンデッドを中心とした混成アンデッド部隊の襲撃だったが、駆けつけてみると戦闘途中に四本腕の黒毛霊長類型ゴライアス「ゴリライアス」の強襲に遭った。
なんとか倒した帰路謎の女性に呼び止められ、ガラテアに八角柱型のネックレス(シナ1,Ac,R0,C0 効果は【看破】と同様として使用してもよい)を渡された。

以下感想
今回はトレイラないです。
想定していたものより濃い、というか深いキャラが集まったなと思いました。
まだまだ序の口ですのでこれからの展開に期待していただきたいところ。
あとNPC出しすぎて忙しいです。めうめう。

第二話

先日襲撃してきたのは近辺のパルチザンではないかと情報が入り、分隊が隠密で偵察に向かうこととなった。
変装という名の仮装を施され隊はパルチの本拠地の市街に潜入した。
うまく頭領の前までたどり着くことになったが、オペラハウスは各地の町から徴兵と称した殺戮を行っていることとエコー、アリアはその「徴兵」によって連れてこられていたことが判明。エコーにいたっては頭領の娘だという。
その中、悪意と怒りに中てられESP感応が振り切れαが暴走してしまう。
アンデッドと化した娘に引導を渡そうとする頭領と怒りに満ちた人々、自我暴走による精神汚染が隊を襲うが武力によって切り抜けることに成功。
形見になった頭領の義手(宝物相当 Ac,C2,R0-1 白兵3防御不可移動1)も得て彼女達は次なる悪意へと立ち向かうことになる。

感想
変装はなんとなく言っただけなのにすげーみんな何着るか考え出して思わぬ枠を取ることになりました。
戦闘は悪意点60点使って逃走を勝利条件にしたのに普通に倒されて笑いました。

幕間(2→3)

「例の部隊の報告書、見せてもらいましたよ。彼女達大活躍ですねぇ。実の父だろうとも構わず手にかけるとは。これからも楽しみってものです。」

暗い研究室で、気味の悪い笑みを感じさせる「物体」と、拘束された女が一人。
その物体は、人間の胎児の形をして、アイロニックな言葉を吐く。

「それにしても、貴方の功績に免じてこの事も見逃してあげてもよかったんですけどねぇ?彼には幾分借りがあるもので。
いやぁしかしながら流石は貴方も████████と言うべきか、腹に一物抱えてらっしゃる。」

女は動けない。

「やりすぎたんだよ、お前は。」

女は————————

  • 最終更新:2017-07-20 16:47:29

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